
旧正月にシンガポールに来ても大満喫する方法をお伝えします。ほとんどのお店がクローズしちゃってますけど!
Day1は軽い時差ボケからスタート
昨夜の到着が遅かったこともあり「10時まで寝る!」と布団に入りましたが、時差で日本より1時間遅いシンガポール。8時前に目が覚めてしまいました。その後もしつこく1時間はゴロゴロしたけど、9時前には起床、10時過ぎにはホテル出発。
昨日の疲れもあるからと、初日はゆっくりする予定がなんだかんだとハードな1日となってしまいました。
それでは理想的な(?)シンガポールでの旧正月の過ごし方をご紹介いたしましょう。
「飲茶が食べたい!」と朝ごはんを我慢して、早めのブランチに飲茶をとチャイナタウンに向かおうとしたら、ホテル近くのお寺周辺でなにやら人だかりが。

朝から屋台もたくさん出ている人混みを発見
台湾の龍山寺や昨年ソンクランの時期に行ったタイの寺院周辺でも見かけた光景と同じ、道行く人がお線香やキャンドルを買い求めているではありませんか!(後で調べるとシンガポールで最も古い寺院、観音堂でした)日本ではお寺や神社の外に屋台はあっても、お線香やお供えまでが外で売られているのは稀ですが、アジアではよく見かける光景。いわゆる便乗商売ですね。

屋台には食べ物ではなく線香やありがたやグッズが
お正月だし中華圏だし、郷に入れば郷に従え、と早速今年2度目の初詣。(ちなみに中華圏では初詣とは言わず、新年的拝拝、新年の参拝と呼ぶそうです)

産まれ干支ごとの2019年運勢に見入る人たち
まずはお線香を買います。お線香は3本が基本ですが、中に複数の仏像が祀られている場合は3の倍数可。(無料のお線香もありますが、いただく場合は寄付をしてくださいね)

観音堂前にはこーんなにたくさんの人が
お線香に火をつけ、本殿の前で頭上にお線香を上げ、住所、生年月日、名前、お願い事を唱えます。お願い事を唱えたら、線香を香炉にお供えして本殿前で再び参拝。この観音堂では線香を頭上に上げてお願い事をする際、本殿の反対側を向いて唱えている人が多いようでした。

願い事をしたら香炉にお線香を供えます
本殿での参拝を終えたら直会(呼び方違うかもしれないけど、お供えもののお裾分け)をいただけます!今日は飴とオレンジ2個でした。

直会とは呼ばないかもしれないけれど・・・
もっと空いている時なら占いもできるようですが、今日は混雑しているので、観音堂を後にしてお隣のヒンズー教寺院へ。

場所柄でしょうか、寺院の前にも新年のお祝いが
中は撮影不可のため写真はありませんが、お馴染みガネーシャだけでなく美男子の神様クリシュナなどいろんな神様が。印象的だったのはどなたかからのお供え物か、それぞれの神様がゴージャスなアクセサリーをつけていたことでした。2cmはあるルビーのような赤い石をぐるりと巡るストーンなど。アクセサリーだけでも一見の価値ありです。
しかしホテルを出てからまだ1時間半くらいしか経っていないのに、すでに汗ビッショリ。お腹も空いたし、さあチャイナタウンへ!しかしあとで気付くのです、この時の私たちは旧正月のシンガポールを舐めていたということを・・・